桜。

養老孟司の言葉にこんな言葉があります。

 

同じ場所に行って、同じ感想をもったならあなたは全く成長できてないと言うことだ。

 

 

もう満開ですね、桜。

 

 

写真を見返していて、ちょうど去年の。

 

去年お花見に行ったメンバーと一緒に今年もお花見に行ったんです。

 

あれは4月の上旬で、今年はやっぱり1週間から2週間早い開花だったね。とか言って。

 

それでね、彼女たちの一年前を振り返ってみると一年で随分変わってました。

 

子どもを産んだり、結婚したり、転職したり、海外に行ったり。

 

アラサー。

 

ちょうど女性の変化の時です。

 

みーーーんな変わってました、私以外。

 

それでね、また振り返ってみたんです。

私のここ何年かの人生。

 

2年前。ちょうど本当に2年前。

 

初めて部下を持ちました。

ここのタイトルにあるように色んな国出身の人たち。

 

あの一年は、本当に孤独でした。

誰も共感してくれないし、誰からも文句を言われる。

もちろん、私の力不足から来ることなんですが、初めてで。孤独というものが。

 

あれを経験してからね、2年。

どうかな、成長したかな。

みんなには人生の節目があったけど、私は自分の中で変われたかな。

なんて思ってて。

 

 

変われてなかった。

と言うのが結論。

 

私は相変わらず不器用なままだし、

伝え方も下手でやってもらいたいことが伝わらないことが多い。

英語も勉強したけど分からないことだらけだし、

常識が違う人と擦り合わせて行くのはやっぱりまだ慣れない。

 

 

そんな相変わらずな私なんですが、けど確実に変わったことがあって、それは周りでした。

 

ずーっとやる気を見せなかったロシア人も掃除をするようになってくれたし、

やりたくないことを知らないふりするフィリピン人はやりたくないことも私に聞いてくれるようになった。

遅刻をするアメリカ人は、本当は待遇が悪いから辞めようとしてたけど、それでもスクールが好きだから、と遅刻をしながら続けてくれることになった。

 

周りがこの2年で確実に変わってくれて。

それはまぎれもない人のおかげなんですが笑

でも私は周りが変わってくれたおかげで、今年も違う景色の桜が見れそうです。

 

みんなそれぞれに人生の変化があるけれど、

目に見えるものばかりじゃなくて、

私のように人の変化で節目を迎えられることもあるんじゃないかな、って思いました。

 

人にそれがどう映るかは、分からないけど。

 

 

来年も再来年も

出来れば違う桜を見たいな、

と思います。